散らばったパズル

君が絶望という名の淵に立たされ
そこで見た景色はどんなものだったのだろう

君の砕け散った夢の破片が
僕の胸を刺して忘れてはいけない痛みとして刻まれてく

花のようにはかないのなら
君の元で咲き誇るでしょう
そして笑顔見届けたあと
そっとひとり散って行くでしょう

鳥のようにはばたけるなら
君の元へ飛んでいくでしょう
そして傷を負ったその背に
僕の羽を差し出すでしょう

風のように流れるのなら
君の側に辿り着くでしょう
月のように輝けるなら
君を照らし続けるでしょう

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