松井優征インタビュー(作画ライブ映像より)
Q.独特の丸顔のデザインはどのように生まれたのですか?
A.最初は「東京デパート戦争体験記」のキャラクターだったんですが、そこの店長でもっと宇宙人っぽくグロイ外見でした。かわいくて単純なデザインの方が良いと思い試行錯誤の結果こんな感じになりました。描くのが簡単なので、小さなお子さんにもどんどん描いてもらいたいです。
Q.ジャンプでここまでデフォルメされたキャラクターは最近あまり見ないですよね?
A.そのあたりが新鮮で支持いただいているのかもしれないですね。最初は顔の色で表情を出そうと思っていたのですが、輪郭やパーツの微妙なバランスでいろいろ表情が出せるんです。
Q.ネーミングが印象的でタイトルよりも「殺せんせー」と言ってしまいます
A.そう呼んでもらうのも一つのねらいです。タイトルを少し堅くしたので「殺せんせー」って呼んでもらえるのはうれしいです。
Q.顔の色を変える構想は前からあったのですか?
A.色が決まっていないキャラクターがあってもいいかなって思っていたのでどんな背景にも溶け込む事ができます。
Q.今回は(作画ライブ映像時)緑ですが今後どんな色になるのでしょうか?
A.そーですね。レインボーをやってしまったので…まぁ楽しみにしていて下さい。今後もテーマに合わせて変えていこうと思います。
Q.「殺せんせー」といえばマッハ20で超スピードという印象ですが?
A.最初に教室で生徒が一斉に立ち上がるシーンがありますが、それがピーンと頭に浮かんでそんな状況が日常的な学校ってどうだろうと思ったときに、先生が「超スピード」か「超能力者」の2つしかないだろうと思い、自然と「超スピード」を選びました。
Q.「暗殺教室」でこだわった部分を教えて下さい
A.前作がかなり凝った内容だったので、単純明快、みんなが分かるようにしました。
Q.読者の皆様に一言メッセージをお願いします
A.楽しんでもらえるように描いていますので何も考えずに読んで下さい。