黒バス夢
□Buona notte
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「 はいすぺっく高尾さんの、こと前からずっと好きでした!!! 」
「ありがとう」
体育館での告白なんて、ベタすぎ。
「 オヤコローって、お?」
部室の窓から、顔を出す和成。
あの、、バカ、、
「失礼〜」
状況を理解した和成は、窓を締める。
告白をした隣のクラスの男子は、「じゃあっ、、」と言って逃げるように帰っていった。
おそらく和成のせいだ。
「和成!ずっと聞いてたんでしょ」
すると部室の窓が開き、和成がでてくる。
「あ、バレてた?」
頬杖をつき、ニヤニヤしてこちらを見る。
「聞き耳たてるなら練習しなさいよ」
「ごもっとも」
体育館に戻り、私は定位置に座る。
男子バスケ部マネージャーでもあり、
「 オヤコロー!」
無邪気に手を振る和成に控えめに手を振り返す。
和成と付き合ったりしている。