人見知り芸人@
□邪魔になるけど
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*バカリ視点*
『もしもし』
「はい」
『今仕事終わったんけど、行っていい?』
「いいですよー」
**
「お邪魔しまーす」
「はーい」
「…あれ?メガネ?」
「あ、はいPCメガネですけど」
「ふーん」
なにその反応……
「…反応悪ーい」
「え?可愛いよ?似合ってる」
「…そうですか」
「ともちゃんこそ反応悪ーい」
「えー?そうですか?」
そんな会話をしながら部屋に入る。
「PC…何してたの?」
「うわっ!!ちょっと、見ないでください!」
「え?………AV見てた?」
「違いますよ!!」
大体、有吉さんと付き合いだしてからAV見てないし………
「えー?見せてくれないのー」
「ね、ネタ書いてたんですよ!」
「え!もっと見たくなった!!」
「ちょ、嫌です…!」
無理やり覗き込む有吉さん。
「おー、プロっぽい…!!」
「…一応、これでお金もらってますからね…」
「へー!」
そんなキラキラした目で見なくても……なんか恥ずかしい……
「あの、一回保存したいんですけど…」
「ねー」
顔近っ…!
「なんですか…?」
「メガネかけてんの初めて見た」
「…………そうでしたっけ…?外でかけてませんでした…?」
「………分かんない…」
いや、絶対かけてた……基本はかけるもん…
「………あー、そうですかー」
「なに?拗ねちゃったの!?ごめん、ごめん!!」
「別にー」
「ごめんって…こっち向いてー」
「いーやーですー」
「ともちゃーん…」
「…………………」
「…………そろそろ首疲れてきたんじゃない?」
「まだ大丈夫です!!」
「隙あり!!」
しまった……振り向いちゃった…!
顔、両手で押さえられたし…!
「うーー!離してくださいー!手冷たい!」
「分かった、離すからこっち向いてて?」
「…………分かりました」
結局、この顔に負けちゃうんだよなあ。
「メガネ似合うね」
「どーも」
「ねぇねぇ、メガネ取ってみて!」
「なんでですか…?」
「いいからー」
何このキラキラした目………
「…分かりましたよ」
「……おお………じゃあ、もう一回かけて?」
「……面倒くさい…」
「最後の一回!!」
「分かりましたよ……」
「…………いいねー……取っていい?」
「なにがしたいんですか……?」
「いや、ちょっとね、好きなんだよ」
「何が?」
「普段かけてない人がメガネをかけてるの」
「……じゃあ、有吉さんの前ではかけませーん」
「えー……だったら写真撮らせて!待受にする!」
「嫌です」
「ちぇっ……じゃあいいよ」
「………」
「メガネあると邪魔だしね」
「……ん…っ……」
「ごちそうさまー」
「……結局、ちゅーしたかっただけですか」
「しょうがないよ、したくなるんだもん」
「そうですか」
「ねー、これかけてみていい?」
「いいですよ」
「……おお、どう?似合う?」
――ドキッ
「ぅあ、はい…似合ってます」
「ん?どうかした?」
「……別に……」
「……何?萌えた?」
「…はい、でも…」
「ん?…もう取っちゃうの?」
「キスするには邪魔ですからね」
「…だな」
end
どーも!かっぴです!!
いちゃこら好き…(^q^)
前に有吉さんがメガネをかけていた時期があったので、もう一度かけてもらいました。文ですけどね……
バカリさんはたまーにプライベートな写真をツイートしてくれるので、メガネ姿は意外と拝めますよね。いや、その度に激しく萌えますけどね。
とにかく、メガネは萌えアイテムです。ええ。
では、また!
2014.1.2