04/21の日記

20:26
歌舞伎のこと
---------------
自分の学校では歌舞伎教室と題して学年で歌舞伎を観に行く機会があるのですが、それが6月なんです。

歌舞伎と言えば新歌舞伎座の柿落とし公演の真っ最中ということで僕もこちらに行くことを期待したんですが、別の場所らしいです。(付属中学には甘いのに高校には厳しいなあ、うちの校長)

新歌舞伎座の6月公演を調べたら海老蔵で「助六所縁江戸桜」(単に助六とも)をやるらしいのでこりゃチケット無理だなとも思うんですが、私立校の意地を見せてもらいたかったなあ

助六は市川家(団十郎、海老蔵の市川宗家、屋号は成田屋)が制定した歌舞伎十八番のうちの一つです。この十八番には他に「暫」や「勧進帳」が知られています(一部、内容が不明であるものもある)。助六はその十八番のうちでもとりわけ人気が高く、市川宗家の荒事を取り入れた江戸の粋な男である助六は本当に格好いいです。

ちなみに助六は主演の俳優によって題が変わります。団十郎、海老蔵の市川宗家なら「助六所縁江戸桜」、他の屋なら「助六曲輪〜」などとなります。

先代の団十郎の助六を動画で見たのですが、テレビなどで見る団十郎とは全然違いました。いやもう格好いい。本当に格好いい。

先代歌舞伎座で助六をやった時には、休息的なおかしみのある場面の通行人役として先代中村勘三郎と先代団十郎という奇跡のコラボが実現したのですが、面白いんです。本当に面白い。この二人がもういないというのは歌舞伎は本当に大変なんだというのが素人にも分かります。

助六は格好良くて、面白い。
今回は以上。

長文乱文失礼しました。

「煙管の雨が降るようだ〜」(助六の有名な台詞)

今日のBGM アルフィー 「心の鍵」

黄昏 孤独な
都会の憂鬱
深まる秋の色が
舗道を染める
街角はいつでも
ペイヴメント・ストーリー
男と女の恋も
ステージになる

もう一度ここで
君に巡り会えたら
昔のように
微笑み交わせるはず
辛い涙も懐かしい思い出に
時間は過去を洗い流す

前へ|次へ

コメントを書く
日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ