tennis

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痛い痛すぎる
精市に噛まれた首筋もだが、左右からの強烈な視線もかなり痛い


今は授業中のはずだ。私なんかみてないで、授業うけようよ。先生が何度注意しても完全に無視するから先生若干涙目だよ・・・・


早く席替えをしたい
でもしたところでこの左右の人物からは逃げれないのだろう。私の本当の右側だった山田くんから席を奪ったのは雅治
何をしたのか、山田くんは席替え以来登校拒否ぎみになった


左側のはずだった谷田くんから席を奪ったのはブン太
席替えの次の日谷田くんの顔がボコボコになっていたのは気のせいではないだろう



「のう名前その首の赤いのはなんじゃ」
「そうそう俺も気になってたんだよな」


あ、授業中なのにしゃべっちゃうの?
ってか二人から放たれる殺気で先生授業やめて職員室かえっちゃった・・・・・


『えーと、精市に噛まれました。』


怖い怖すぎる。
今ならあの二人の視線で人は死ねると思う

「幸村くんずるいぜい」
「ブン太何かいったかい?」


え!?何故に精市が私たちのクラスにいるの?今授業中だよね?


「プリッ幸村がつけたんなら俺は名前にキスマークでもつけてもらうとするかのう」

「は?なにいってるの?バカなの?名前に印をつけるのもつけてもらうのも俺だけで十分なんだよ」

「ほら名前つけんしゃい」


雅治が精市を無視してYシャツのボタンを3つぐらい開けてグイグイと首もとを私の唇に当てようとしてくる


「名前そんなことしないよね?フフッ今日は帰ったらまたお仕置きだね」


精市爪が肩に食い込んでいて痛い


『イタッ』


なぜか首の後ろが痛いと思って振り替えるとブン太が立っていた


「天才的に俺がキスマークつけといてやったぜぃ」


「ブンちゃん空気読んでほしいなり」

「そんなんだからお前はブタなんだよ」





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