short

□さらん
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sungmin side






「好き」「愛してます」

僕が聞きたいのはこれだった




kh「僕たち終わりにしましょう」

そう言って、君は部屋から出て行った。


最近確かに距離はあった
でも、いつでも君が縮めてくれたじゃないか

僕は君が居ないとダメなんだ


sm「なんで…」


涙が出てこない
こんなにも辛いのに、苦しいのに


rw「ヒョン?ご飯できましたよ?」

リョウクが呼びに来た

sm「え?あぁ今行くよ」


軽い返事をし、リビングへ向かう
ウニョクの隣の椅子に座る
ここまではいつも通り


dh「キュヒョン、くすぐったいよ〜」
そう言って笑ってるドンへと元恋人

なんで抱きついてるの
僕だけの君だったのに


もう飽きたの?

僕じゃダメ?


そう思った隙にヒョクが僕を抱きしめた

eh「キュヒョン、ヒョンは俺がもらうから」


sm「何言ってるの?」

あ、声が震えてる
僕泣いてしまったんだ



kh「僕たちもう別れましたから勝手にどうぞ」

いつから君は僕にそんな事が言えるようになったの
前は忠実で可愛かったのに



sm「ふふ…」

可笑しい
なんだか笑える


eh「ヒョン…?」


sm「ヒョク、キスして」

え?とでも言うような顔してる
いいんだ、もう


sm「早く」

こんな状態でも君は僕を見てくれないんでしょう


eh「わ、わかった」

顔が近付いてくると同時に目を閉じる


ごんっと言うようなキスをされ、
慌てて口を抑える



sm「もっと優しく…っ」

そう言おうと思った

その相手がヒョクならば…


sm「キュヒョナ…」


kh「ごめん…なさい」
なんで君が泣くの
振ったのは君なのに
捨てたのは君なのに


泣いてる姿までもが愛しい

sm「僕は好きだよ、キュヒョナの事」

別れようと言われても無理なんだ

こんなにも君を愛してしまったから



もう一度キスをして
優しいキスを



end


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