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□前兆
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『 名無しさんほんとに その服買うの?』
『なによその言い方 !デザインが ツボなんよ!』


ずいぶん 長いこと 恋愛は してない 。
友達と 遊んだり 買い物に 行く方が ストレスも たまらない 。
過去に 辛い恋愛 ?
そんなことも あったかな 。
全部 水に流して 高校生活 それなりに 楽しく 過ごせてる 。

『ほんと 名無しさんの 服は 真似できないわ ー』

もしかしたら このせいで 恋愛が できないのかもしれない 。
異性に 好かれる 趣味じゃないし
人と 一緒には なりたくない の。

『もう しばらくは 彼氏できないかもね』

別に いい 。わかってる 。
嫌な気も しないし 気にしてない。
もう しばらくは このままでいい。


…とは 言ったものの

『ちょっとーーわたしの 服 おかしい?
なんで この良さが 分からないの?かわいくない ?』

『ったく 何回言えば 分かるんだよー。
俺は !嫌いじゃないけどな! 周りのヤツからしたら 個性強すぎるんじゃね ?』

と 話すのは 幼馴染の
ジョンヒョン 。
男の 中で 1番信頼してる、ほんとに。 心の拠り所 てやつかな。
言ってやらないけどね。

『そうねー、ジョンのいう通りかもね 。良き友達 で 止まってしまうんじゃない?』

こっちは 親友の ユリ 。
ユリは すらっと背が高くて
同い年とは思えないほど。
頼りにしてるし お姉ちゃんみたいな 存在 。

3人は 物心ついたころから
近くに 住んでて その時からの
関係 。

何でも話せちゃうし
この 2人とは 一生 仲良しでいたいと 思える んだ。

まあ 、
ユリは ジョンの気持ちには
気付いてないみたいだけど ね !
今は わたしも 黙っておこう 。

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