はじめてのおつかい
□3話
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「みっ皆本・・・」
赤毛の女の子がカゴに卵パックを入れながら、皆本を凝視する。
「まて、誤解だ薫!」
「かおる・・・女王ですか!!」
千里は薫と呼ばれた女の子のもとへ飛びつく。
薫は驚いたが、千里が本当にうれしそうにしているので、ふわりと抱きしめて、頭をなでた。
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