物語

□モモタロウ的な。6
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さて、いいかげんにこのお話も終わらせねばならない。
一人ぼっちになってしまった桃太郎は、重い腰をあげると 仕方なく鬼の城に向かいました。



仁「神は乗り越えられる試練しか与えない…神は…」ブツブツ


そこへ!
ついにラスボスが現れました。


ボス1「(冷ややかに)まぁ…どなたかと思えば南方先生でございましたか。しかし鬼の三姉妹・長女である、この私の前を無傷で通れるとでもお思いでございますか。」

仁「そ、そのクールすぎる超威圧感…………栄さん!?」

栄「宝を渡す訳には参りませぬ!」

仁「ええっ、あの、意外にノリノリなんですね!? ………って、ん? 鬼の三姉妹の長女…?」

栄「あちらに次女が」

仁「次女……?」



ボス2「先生、お久しゅうありんす。あちきたちを倒すなど、お優しい先生にはできぬ相談でございんしょうなぁ」

仁「ぶっ、の、野風さんまで!もぅどうなってんだ…… 次女って、何なんですか…」

野風「ウフフ♪予告状を出して、金銀財宝を頂く、華麗で可憐な『鬼の三姉妹』の次女があちきでありんす♪」

仁「…それ…キャッツ○イじゃ……」


野風「先生?いちばん末の妹が誰か、知りたくはございんせんか?」

仁「…まぁ…この流れでまだ出てない女性は、もうあと一人しか………」



その時桃太郎は 背後から金棒を突き付けられました。


ボス3「も、桃太郎さまっ、覚悟でございます!」←声 震えてる

仁「(やっと逢えた…) もう、咲さんでしょう、わかってますよ……」←振り向きながら

咲「キャア!せっ先生、こちらを見ないで下さいませ!!」

仁「え?」


振り向いた桃太郎が見たのは、長女・次女の衣装(虎縞模様の着物)とは違い、鬼っ娘ビキニを着た三女でした。


仁「!!!??? さっっ咲さんっ、何で咲さんだけラ○ちゃんの格好!?」

咲「〜〜〜〜っ(照)先生はこのような格好もお好きなハズだと、強く説得されまして…っ」

仁「…誰がそんな事を(…まぁ嫌いじゃないけどさ) と…とりあえずこれ着て…」


桃太郎は気を取り直して、自分の着ていた羽織を、鬼の三女にそっと着せてやりました。



・続…次で終わる(ノД`)・゚・。・

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