物語
□さぶりん
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このお話は、JINー1期後期の関係性のイメージなので、仁先生と咲さんは結婚していません。
実際はこんなマターリしてる場合じゃないんでしょうが(笑) あくまで、熱い片想いの咲さんとボンヤリ仁さん、ってことで…
話により設定コロコロかわりすみません。
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仁「……はい、この程度の火傷なら、後はあちらで処置してもらえば大丈夫ですよ。お大事にー」
患者「ハイ、ありがとうございます。…あ……、佐分利先生いつも申し訳ございません。よろしくお願い致します」
佐分利「ハイほなこちらどうぞー」
仁「(ぐぃっと伸びをしながら)んん〜…今日はこれで終わりですね〜〜」
福田「今日もお疲れ様です(片付けながら)」
仁「………。」
山田「?」
仁「…………以前からちょっと、思ってたんですが。 さっきの火傷の若い女性の患者さん、時々見かけます…ね?」
福田「………あぁ」
仁「私の気のせいかも知れませんが… 処置のご指名は大体佐分利先生…ですよね?」
山田「ですなァ」
仁「それって…」
山田「…まあ、おそらく。あの方は佐分利先生にお熱なのでしょうな」
福田「全く、若い方はうらやましい限りでございますなぁ!(若干ヤケクソ気味)」
仁「へぇー、やっぱり!そっかぁ、良かったです!」
福田・山田「???」
仁「いや、佐分利先生、お若いし なかなか男前なのに、医術を学ぶのに一生懸命!って感じなので、実は心配してたんですよねぇ」
福田「…はぁ」
仁「あの方、目がぱっちりした、可愛らしい女性だったじゃないですか。気立ても良さそうな…」
咲「せっ先生!!先生はあの方のようなお顔立ちがお好みなのでございますか!!?」
仁「わっ、咲さんどこから!?」
山田「…しかし、佐分利先生はま〜ったく気付いておらぬようで」
仁「なんだぁ、しょうがないなぁーーー 佐分利先生も罪なオトコですねぇーーーー(超嬉しそう)」
山田「………。」
仁「そっかぁ、そっかぁ…… っ、そうだ!ここは一つ、いつもお世話になってるお礼も込めて、私が恋のキューピットになりますか!」
福田「……時に南方先生、きゅうぴっと、とは?」
仁「あぁ、つまり"恋の神様"みたいな。二人の間を取り持つってことですよ」
福田・山田・咲「……………………」
仁「あれ?何で皆さん黙って… え、?何か私、睨まれてます……?」
人の世話してる場合じゃないだろ!と突っ込みたいのを必死でこらえる一同でした…
・終・