物語
□拍手のお話
2ページ/4ページ
拍手、かたじけない。
有り難くその気持ち受け取っておくとしよう。
…ふむ。
しかし、かような場所に参られるとは、おぬしも暇じゃの。
まあよい、南方や咲殿も喜ぶであろう、しばしこちらにて休んでゆくがよい。
…それにしてもシャクなのは、この私が主役である話が ただの一つも用意されておらぬことじゃ。
あの南方は、あれやこれやと どの話にも首を突っ込んでいるというに…
ここの管理人とやらが、南方にベタ惚れである為じゃそうじゃが、
この私の魅力がわからぬとは まこと器の小さきおなごよの。
のう玄孝、そうであろう。
…コホン、おぬしには関係のない話であったな。
では、またいつでも立ち寄るが良い。
それが管理人の喜びであるそうじゃからの。
by多紀先生
上から目線なセリフでスイマセン(笑
.