物語

□拍手のお話
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拍手、かたじけない。
有り難くその気持ち受け取っておくとしよう。

…ふむ。
しかし、かような場所に参られるとは、おぬしも暇じゃの。

まあよい、南方や咲殿も喜ぶであろう、しばしこちらにて休んでゆくがよい。


…それにしてもシャクなのは、この私が主役である話が ただの一つも用意されておらぬことじゃ。
あの南方は、あれやこれやと どの話にも首を突っ込んでいるというに…

ここの管理人とやらが、南方にベタ惚れである為じゃそうじゃが、
この私の魅力がわからぬとは まこと器の小さきおなごよの。

のう玄孝、そうであろう。


…コホン、おぬしには関係のない話であったな。



では、またいつでも立ち寄るが良い。
それが管理人の喜びであるそうじゃからの。


by多紀先生









上から目線なセリフでスイマセン(笑


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