私と巨人

□第1話 またか
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知ってる感覚
ブワリと意識が上昇する感覚

重い瞼を開けると、知らないやけに大きい天井と、太陽の光。
まぶしい太陽の光に目を細める。
ここは、どこなんだろうか
すでに察しているが、一応疑っておこう


私はさっきまで、人型の虫のようなものと戦っていたはずだ・・
最初は一対一で・・・もう少しで勝てるって時に
そいつらの、仲間が来たんだっけ
何か・・猫見たいな・・毛がふわふわしてそうな奴に
んで、2対1になちゃって・・・
あれ? ここから記憶ないや
てことは、あそこで何かあって、私はここに入るわけだ


遠くから、二人分の気配が近づいてくる
ギィとドアらしきものが開く音と二人分の足音が部屋の中に入ってくる

「ナマエが起きたみたいだわ、お父さん」

「念願の俺たちの子供だな」

「えぇ・・大切に育てないとねぇ」

やっぱりというか、私はまた、転生してしまったのか。
まだ、私は、赤ん坊の姿なのか?
ということは、私の顔を覗き込んでいる二人が私の親・・・。

やっぱり、慣れない。
全く知らない人が今日から親だなんて。

とりあえず・・


「さぁ・・ナマエちゃん、オムツ変えましょうね」

早く成長したいです、ホント

この歳で、見た目は子供だけども、オムツとか
精神的にくる

とりあえず、成長したら、この世界がどんな世界か確認しよう。 うん。




この世界は安全ですかねぇ
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