逆転裁判*短編

□嫉妬したわけじゃありません。
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私が片想いしている成歩堂 龍一≠ュん。


彼は、とってもモテている。



本人は自覚していないのだけど…



そりゃあモテもするだろうと私は思う。



優しくて、頼りなく見えるけどいつもビシッと決めちゃうし
一途で、ルックスも悪くない。



それに弁護士さんだしね…。



世の中的に、モテる条件が揃っているのだ。



でも、私の見る目は間違っていないのだと



少しなぜだか自慢気になったりもする。




そして、彼は誰にでも優しい…しモテるから




さすがにこの私でも少しくらい…嫉妬はしてしまうのだ。




学校でも、私の周りで成歩堂くんを裏付けるような
ワードが聞こえてくる。




…どんだけモテてるんだよ、成歩堂くん…。罪な男だなあ…。




でも、嫉妬してるなんてことは絶対に、ぜーーったい!



表に出したくもないし、口に出したくないから気にしないふりを続けている。



だって、面倒くさい女だと思われたくないし…。



それにそんなことしたら、私が好きだってことバレちゃうじゃない!恥ずかしいし。
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