逆転裁判*短編

□不安なんです
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御剣さんのお手伝いをすることになって早1週間…。



まだ仕事になれないけど、自分なりに頑張っては…います。



御剣さんは無口でクール…。なんというか、私とは全てが正反対というか…。



少し怖いイメージがあるのです。



「あ、あの…。御剣さん」



「なんだ?その書類ならそこの棚だと昨日教えたはずだが?」



「あ、はい…。すみません…ってそうではなく!」



「ならなんだ?」



「あの…。御剣さん、私…お役にたててますか?」



「…いきなりなんだ。」



「いや、だって…。こんな簡単な仕事もできないし、それに私…御剣さんに嫌われてるんじゃないかと」



「そんなことを考える暇があるなら、少しは仕事を覚えろ」



「は、はい。すみません…。」


(会話になってないよ、御剣さん…やっぱり嫌われてるんだなあ。)


それにしても…なんで私が選ばれたんだろうか…。



もっといい助手なんて御剣さんだったらたくさんいるはずなのになあ…。



どう思われてるのか、不安なんです…。



でもこのままじゃだめだ。



そう思った私は、家や学校でもいろいろ自分なりに勉強したりした。
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