☆短編☆
□ちぃと涼ちゃんでも755な小ネタ場面。
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「私のこと好き?」
涼『うん。大好き。』
ちぃ『僕もすきー』
涼『でさ、どっちが一番?』
「まだ、分かんない(笑)」
ちぃ『じゃあ、一番になれるよう頑張るね!』
涼『俺も頑張るよ』
「結末はどっちになるかな?」
涼『他人事かよ(笑)』
ちぃ『僕、流せるようになる!』
涼『じゃあ、俺も』
そんな二人に私は黙って微笑み返した。
ちぃ『若菜が二股かけるミーハーの流され系でも僕好きだから気にしないよ!』
涼『それは俺も。嫉妬はするけど許すな』
「ちぃ、よくわかってるね。二人ともありがとう。」
ちぃ『若菜のことなら何でも知ってるよ!(^ー^)』
涼『俺も知ってるつもり』
ちぃ『トマトジュースとカルピスが好きなのも知ってるよ!』
涼『え…それは聞いてなかった(笑)』
「聞いてきたから教えただけよ」
涼『じゃあ、俺も覚えておく』
ちぃ『えー、言うんじゃなかったー』
「あはは。大した情報じゃないけどねー」
涼『そんなことないから!若菜の事はなんでも知りたいし!』
ちぃ『僕もだよ。だから覚えといたの!』
わたしが笑ってごまかすと
ちぃ『えー僕ほんとに若菜のこと一番に愛してるのにー誤魔化されたー』
涼『誤魔化さないでよ。スルーしたら駄目だって』
言うと、どさくさで私の顎をあげて目線を合わせる
「いや、まあ言葉に出来なくて」
ちぃ『あー!山ちゃんどさくさで抜け駆けした!』
涼『俺だって、手早いよ。悔しかったらちぃも本気出せばいいじゃん』
離れながらちぃに堂々と宣戦布告し
ちぃ『えー、僕そんなにうまくできないかも…』
涼『じゃあ、俺が一番とっていいの?』
「そんなちぃ
がいなぁ」
ちぃ『そう?ありがと。一番とれるとは限らないよ!山ちゃん』
またスルーW
涼『攻めればいいってもんじゃないね(笑)』
「攻められるの嫌いじゃないけど?」
ちぃ『うー…じゃあ、僕だって!』
そう言うと少し背伸びしてほっぺにちゅ
「ちぃ///」
ちぃ『えへへ。』
涼『結局照れてるし!俺には照れなかったのにW』
「気のせいだって!」
涼『じゃあ、俺も照れさせる!』
宣言すると強引に向かせて口許にちゅ。
強引なとこがポイントである。
驚くべき早さである。
「涼ちゃん…それは反則////」
驚きながら照れた。
涼『あ、照れた。どんな手を使ってでも愛したいじゃん(笑)』
ちぃ『やっぱり僕が本気出しても山ちゃんには勝てないかなー…』
涼『諦めた?』
ちぃ『うー、僕二番さんでも愛し合えればいいし…』
なぜか二人の間で勝手に話が進んだ。
「まだ決まった訳じゃないけど…//」
涼『それは建前?』
ちぃ『本音?』
息ぴったりな二人に対し
「ないしょ❤」
ちぃ『僕、本音言われても大丈夫だから、はっきりしてほしいな…』
涼『うん。どっちかはっきりしてほしい』
「まあ、涼ちゃんには萌えたけどちぃにも萌えたからまだ決めてないよ」
涼『最初からそう言えよ…』
ちぃ『まあ、僕はそんな気がしたけど…』
「あ、ちょい離席」
若菜は逃げ出した。
涼『おう。待ってる。』
ちぃ『うん。待ってるね?』
若菜が去ったあと
涼『ところで、ちぃは若菜のどこが好きなんだ?』
ちぃ『え?』
涼『いや、なんとなく気になったから』
ちぃ『んとー、優しくて頼りになるし、照れると可愛いから』
涼『なんだ、同じこと思ってたのか。流石、俺ら一緒にいた期間長いからかな』
ちぃ『かもね!』
涼『と、いうことは、若菜って個茶のとき同じように接してるのか?』
ちぃ『え?そうなの?』
涼『同じ印象を与えるって事はそうなんじゃ…(笑)』
ちぃ『でも、好きな飲み物、僕は知ってたよ?』
涼『それは聞いたからだろ(笑)』
ちぃ『あ、、そっか。でも、僕はそんな平等さも好きかな。』
涼『それは思う!』
ちぃ『じゃあさ、若菜ってどこまで本気なのかな』
涼『それは聞いてもはぐらかされるな(笑)』
ちぃ『まあ、そうだよね。気になるけど聞かない!』