文々。新聞 第一季


□con 〜 痕 〜
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このまま悲劇から逃れ
おしまいと言って暗闇
その姿はまるで啜り泣く花びら模様

This all for you is wave or gun.

Below,below

不確かな時を刻み続く
非対称なガラクタで
館奥のドアを閉めたのは僅かな目を隠す掌

ヒビ割れた綿の迷路は深さ知らず
黒柄に触れたものはいつの間に萎れた

その歌 を継ぐ序章 空に
もう終わりと言って暗闇
限りなくひとり
幾年と花びらの錠

人目のみとなれど
お芝居をうって暗闇
虹色歪めて赤く咲く花びら模様

ひとひらだけ 水面にくべてくべて
「もしもと換えて」距離など埋めて全て

粉々に果てた からだ こころ たゆたうだけ
孤独には安らぎさえ潜み
影宿る最後の火が消えた気がした

跡形も残らぬほどに 別れたなら
二の句を紡ぐ間際 狂気を見ていられた

サヨナラ ああ愛しい熱よ
脈を打つ管 名残りよ
落ちる雫の絵 夜を裂く花びら模様

逆さ廻りの針 何処までゆこうと暗闇
お外は今日も雨 夜を巻く花びら模様

Be gone, Unknown un-continued

Bit, bit

This all for you is wave and gun.

Below, below


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