09/16の日記
23：23
舞台「薄桜鬼」
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さよなら、私の人生―――
死んだと思ったら…
？「おや、お目覚めですか」
「え？…」
？「ふふ、覚えておりませんか」
「何を？」
？「貴女はずっと眠っていたのですよ…わが妹よ」
「妹…？」
どうして…
私はあのとき死んだはず。
幼い子供をかばって。。。
？「どうやらお疲れの様子ですね。ゆっくりしていなさい」
「あ、はい…」
この人は誰？
そしてここはどこ…
私、どうなってしまったの―――？
生活に慣れたころ…
？「松陰先生！」
？「おや、晋作どうしたのですか」
「晋作…？」
高杉「あ？お前は誰だ？」
「え？」
なんか殺意を向けられている？
松陰「晋作、彼女は私の妹です」
晋作「妹…？」
「……」
松陰「ふふ、あまりにも可愛らしいので内緒にしておりました」
晋作「ふーん」
「あ、の、瑠虎です」
晋作「俺は高杉晋作！よろしくな」
高杉晋作？
あの風雲児の？
ならば私の兄、松陰先生というのは……
吉田松陰？
もしかして、幕末に来てしまったの？
「……」
よくわからないけど神様からもらったこの命、大事にしなきゃーーー
私が幕末時代を受け入れ……
「ちょっと！晋作！もう一回言いなさいよ」
晋作「だぁぁ！悪かったって！！」
「今日と言う今日は許しませんわ！！」
小五郎「いったいどうしたのです？」
久坂「丸聞こえだよ」
「いいところに！晋作ったらねぇ」
毎日が楽しければずっとこのままであればいいなと思ったーー
でもやはりげんじつは……
「お兄様！？どうして……」
密航がバレてしまい牢獄の中へ。
松陰「瑠虎、泣くのではありません」
「お兄様……」
松陰「私は正しいと思ってしたことです」
「お兄様らしいですね」
松陰「瑠虎」
「はい」
松陰「強くなりなさい、そしてその命を大切にしなさい」
「……お兄様の願いでしたら、勿論です」
松陰「有り難う、我が妹よ」
これが松陰さんとの最後の別れになるとは思わなかった。
いいえ、お兄様なら気がついていたのこもしれない。
それから……
井伊直弼によりたくさんの方が処刑された。
もちろん、松陰お兄様もーーー
「お兄様……」
私はお兄様の遺品を抱き締める。
それから一気に進んだーーー
高杉「京へいくぞ」
坂本「にししし！おんし、名はなんと申す？」
晋作たちについていった先でたくさんの人に出会ったーー
大久保「小娘ごときが」
中岡「やれやれ、いつもあぁなんですよ」
坂本龍馬、中岡慎太郎や大久保利通と会ったり……
「あれ……迷った？」
土方「おい、女」
「はい？」
土方「そんなところで何をしている 」
「あ、買いものです」
沖田「土方さん、この子、迷子になったんじゃないですか」
土方「迷子だぁ？」
斎藤「副長、そのおなごに聞いてみてはいかがでしょうか」
土方って、新撰組？
「いえ、大丈夫です。
使い先のかたが地図をくれたので」
土方「そうか、気を付けろよ」
「はい」
新撰組とも出会った。
そうだ……
新撰組と長州は敵対しているんだった。
その現場を見られてたらしく・・・
桂「いいかい？新撰組は俺たちの敵なんだ。
近寄ってはいけないよ」
「はい」
でもね……
「うわぁ……綺麗」
一人で散歩していたときも・・・
土方「そうだな」
「！！」
土方「また会ったな」
「はい」
土方さんと密会するのが何よりも楽しみになっていた。
ずっとこのまま続けばよかったのに……
時は残酷で……
土方「新撰組だ！！ご用改めである！」
高杉「来やがった！」
久坂「ここは急いで引くぞ」
桂「どうしてばれてんだ？」
坂本「にしし。どうやらわしのあとをつけられてたぜよ」
中岡「とにかく！」
ガシャーン！！
入り口の襖が破られたーー
土方「ほぉ、長州に土佐までいるのか」
沖田「捕まえがいがありますね」
「土方さん……」
土方「覚悟せよ！……って、お前は……」
土方さんと私の驚きの顔、
私は敵だと知っていた。
けど、いつのまにか土方さんに引かれていたーー
土方「なんで……てめぇが……」
高杉「いくぞ！！」
晋作に手を引っ張られてその場をあとにしたー
「土方さん、ごめんなさい
私……」
土方「俺は……お前が好きだ」
私と土方さんの運命はいかに！？
続く
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