03/30の日記

10:27
舞台『銀魂』
---------------
「お兄様、おかえり……

なに、そのもじゃもじゃ」


松陽「もじゃもじゃではありませんよ。

天パの銀時ですよ」


銀時「天パで悪かったなぁ!」


坂田銀時との出会いーーー



「ゴルァァァ!!銀、待ちなさい!!!(ノ`△´)ノ」


銀時「やだよ〜」


松陽「おやおや、またやっているのですか」


「っお兄様!」


銀時「本当に兄妹かよ!似てねぇな」


「!!」


松陽「銀時、倫子は私の立派な妹です。侮辱してはなりませんよ(黒笑)」


銀時「すまん……」


松陽「謝り方が違うでしょ」


銀時「すみませんでした!!」


銀時と仲良く暮らしていたら……



桂「ここだ、高杉」

高杉「なんで、俺様が」





「……誰。

チビにロン毛」



チビ「チビじゃねぇ!!」

ロン毛「ロン毛じゃない、桂だ!!」



高杉晋助と桂小太郎の出会いーーー



「お兄様、新しい塾生のようです」


松陽「おや、いらっしゃい」


銀時「誰だ、このチビとロン毛」


「クスッ」


高杉「!/////」


桂「あたらめて……桂小太郎だ」


高杉「高杉晋助」


「吉田倫子です」


銀時「坂田銀時だ」


「クスッ。
天パにロン毛、チビの3人が揃ったわね」


銀時「まだいってんのかよ!」



幼い時に出逢ったら彼らーー

生まれる恋ーーー



高杉「倫子、お前が好きだ」


「晋助…」


彼らが大きくなり……

松陽から突然の告白ーーー



松陽「倫子、君には伝えないといけないことがあります」


「え?」


松陽「まず、私はもうすぐ捕らわれの身となります。

今のうちに逃げなさい、銀時を連れて」


「どうして!?お兄様……」


松陽「ここの屋敷も燃やされるでしょう」


「嫌だ!私はお兄様と居たい…捨てないで……よっ……」


松陽「倫子……私は嬉しいよ。

けどね……

本当は兄妹じゃないのですよ」


「兄妹じゃない……?」


松陽「はい。倫子は私が拾って来たのです」


「…薄々は感じていました。私と松陽が兄妹じゃないって……」


松陽「すみません」


「それでもっ……それでもっ……

私にとっては大事な家族、お兄様なんです……

たいせつ……な、ひと……
……今まで……過ごしてきた時間は……」


松陽「(抱き締める)私も貴女を本当の妹のように思っていました、

ですが今は一人の愛する女性です」


「お兄様っ…いいえっ……松陽さん……

捨てないでよっ……大好きなんです」


松陽「私は愛していますよ、倫子」


口づけを交わす二人ーー

そして一夜を共にしたーー


それからして松陽は天道衆に連れて行かれた。



「お兄様ァァァァ!!」


銀時「松陽っ!!」



松陽「倫子、銀時、生きなさい。

銀時、倫子を頼みましたよ。

私は大丈夫ですから」


銀時「松陽!待ってよ!」



松陽が拐われ、倫子は突如行方不明ーー




高杉「どういうことだ」

銀時「わかんねぇよ」

桂「銀時……」



戸惑う三人。
そこにもう一人、仲間が増えるーー




坂本「アハハハッアハハハッ、わし?

桂浜の龍、坂本辰馬ぜよ」


坂本が加わり、

時が経ち、

攘夷戦争が始まったーーー


斬っても斬ってもキリがない。

そして……



坂本「金時、後ろぜよ!!」


銀時は振り返るが間に合わない

そんなときーー


ズシャッ……


一人の女性が現れた。




銀時「っ……」



布で全身を惑い、大きな刀をもつ女性ーー

顔は見えていないが……



銀時「あの筋は……」


高杉「知っているのか?」


?「油断してはなりませんよ」



そう残して去ったーーー


それからも銀時たちのピンチには駆けつける。
普段は何をしているか分からない謎の女性。

でも、銀時だけは……


幼い時に一度だけ試合をしたことがあったゆえ……


銀時「なぁ!倫子、おれと勝負してくれ」


「えぇー……面倒」


銀時「な!たのむ!」


「仕方ない。お団子で手を打ちましょう」


銀時「いいぜ!俺が負けたら俺の団子やる!」


「では、始めようかーー」





あのとき銀時は一瞬で負けた。
綺麗な太刀筋、型、動き

全てにおいて独特であったーー




銀時「間違いない。

あれは倫子だ」


桂「そうなのか?」


高杉「何故だ……」


銀時「知らねぇ……だが、無事でよかった」


高杉「そうだな」



しばらくして攘夷戦争は終わったーー
みなはそれぞれバラバラになる。


銀時は万事屋

高杉と桂は攘夷志士

坂本は快援隊


それぞれのぶつかり合いもあったが……



高杉「どけ」

銀時「一番に挨拶をしないといけねぇヤツがいる」

桂「全く、思う存分やりあえ」

坂本「ズラァァァァ!喧嘩をとめるわしの身にもなれ!」







再び集まる四人ーー

その前に立ちはだかるのは……





松陽「大きくなりましたね」


虚の吉田松陽だったーー



銀時「先生」


高杉「やはりそうか……」


銀時「虚……」


桂「だが、俺たちと過ごした松陽は……」


松陽「勿論、ココにいますよ」


銀時「……」


松陽「やっと私と言う化け物を倒しに来たのですね」


坂本「後ろは任せておけ。

おまんらはそいつを止めろ」



桂、高杉、そして銀時は構える。


松陽「貴方たちでは私を倒せません」


銀時「やってみねぇとわからねぇぜ!」


高杉「あぁ」


桂「いくぞ」



三人は虚に斬りかかる。

しかし返り討ちにされる。




神楽「ぎんちゃん!ズラ!」
新八「高杉さん!」






松陽「まずは……

君から行きましょうか」


銀時「!」


動けない桂と高杉、そして銀時ーー

回りも足止めをされており……



松陽「さようなら、銀時ーー」


桂「銀時ィィィ!!!」


高杉「!!」




やられると思ったーーー















ガキィーン!!!


銀時の前に立ちふさがる影。





松陽「!」


銀時「……お、おまえは……」


桂「あのときの……」



黒い布で被っている女性。
攘夷戦争のときに助けてくれた女性と同じーーー









「私の可愛い可愛い弟たちに何してくれてんですか。



いいえ、お兄様」





銀時「り、んこ……」



布を過ぎ捨てた倫子がいた。




松陽「倫子…なのですか……」


「……えぇ、そうです。

貴方はもう……私の知っている松陽じゃない、

貴方は私が倒す」



銀時「む、むちゃ……だ……」


「いいえ、私でないと倒せないのですよ」


桂「まさか……」


高杉「倫子……」



「虚を倒してお兄様を……松陽を取り戻す!!」




果たして松陽、倫子、銀時たちの運命は・・・・・







「有り難う、私は貴方たちに会えて幸せでした」



銀時「倫子ォォォォォ!!」





前へ|次へ

日記を書き直す
この日記を削除

[戻る]



©フォレストページ