07/25の日記

16:48
舞台『薄桜鬼&テニプリ』
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蘇れーー

新選組の魂よーーー




「ふわぁ……」


まどか「理季華」


将生「眠たそうだな」


「うるせぃ」


時は平成。
穏やかに暮らしていた。
そんなところに・・・




「な、なにあれ!?」


突然知らない化け物が現れた。


「と、とにかく逃げるしかない!!(・・;)))」


うわぁぁーん、ママー!



「こ、子供!?」



走った先には子供が泣いていた。
親とはぐれてしまったのかな?
んなことを考えている暇はない。


「僕大丈夫??」


「お、お姉ちゃん!うわぁぁーん、」


「わ、たしがまもるから!」


でもどうやって??
そんな時ーーー




?「てめぇのちからを貸せ」


「だ、誰!?」


?「話しはあとだ!」


「何様か知らないけど、助かるなら貸すわ」


?「その刀を受けとれ」


「これって……

和泉守兼定?」


?「そうだ、俺の刀だ」


「って、貴方はまさか……」


?「あぁ。俺は新選組副長土方歳三だ」


「えぇぇぇー?!?」


突然刀と現れた土方歳三。
私の魂と一致したらしく、やって来たらしい。
私は体力作りと稽古を欠かさなかったーー




なれてきたところに・・・



幸村「理季華」


「精市?」


真田「実はな」


手塚「理季華、聞いてくれ」



なんと部長たちも刀を持っていた。



?「へぇ〜君が土方さんの?」
?「副長、お久しぶりです」
?「何人か揃いましたね」



土方「あぁ。もっと探すぞ」


「面倒だなぁ」


土方「あ"!?」


「ヤクザだよー」


?「理季華ちゃん、必要以上に近寄っちゃダメだよ」


「そうしまーす」


それから仲間がどんどん増えていきーー




「新選組が集まったわね(^_^;)」

幸村「そうだね」

沖田「僕たちと共に戦っていくんだよ」

原田「理季華には戦ってほしくないんだがな」

藤堂「さのさん、仕方ねぇよ」


手塚「これからどうするのだ?」



土方「幕末に移動だ」


「は?何をいってんの……俳句で頭がおかしくなった?」


土方「俳句で頭がおかしくなったじゃねぇ!!(#`皿´)」


沖田「あはははは!」


山南「理季華さん、我々の世界を救ってはくれませんか」


「え?」



山南さんから事情を聞き……


こうして幕末に向かったーー

そこから先は……



「全員、あいつらを潰せ!!」


沖田「勿論!精市君、準備はいい?」
幸村「あぁ!」

斎藤「真田いくぞ」
真田「うむ」

山南「手塚君、宜しくお願いします」
手塚「お任せください」

原田「んじゃ、いっちょ暴れますか」
白石「せやなぁ」

藤堂「俺が先に先陣をきる!いいか?」
越前「うぃっす!魁先生!」



土方「理季華、いくぞ」
「えぇ!」



また強い敵が現れた。



幸村「危ないっ!!」


「!!!」


後ろから襲ってきた。
振り返ったけど間に合わない!

その時、ひとつの光が……




キィィィィン!!!



「っ」
土方「お、お前は!」


「あ、とべさん?」
土方「風間!」



跡部「アーン?理季華たちも来ていたのか」
風間「土方、女独り守れんとは落ちたものだ」


土方「うるせぇ!」

幸村「跡部もなのかい?」


跡部「あぁ、俺は風間と粋があった」

「俺様同士だもんね」



なんと、跡部君も幕末に来ていた。

時にはけんかしながら……といっても、土方と風間がケンカ。

だが、お互いに助け合っている。


そして……

現代に戻るとーーー




「え……?」


幸村「何これ……」



幕末の次は現代も荒れていた、
そしてある日ーーー
刀たちはひとつの部屋においていた。
私が取りに行ったとき……




土方「ふぅ」
沖田「土方さん、老けましたね」
土方「うるせぇ!」
原田「刀の主が女だしな」
山南「体力を使いますし、男女では差が出ますからね」
土方「あぁ。俺に追い付いて貰わないと困る」
斎藤「しかし彼女も努力をしています故、強くなったと思います」
沖田「努力しても追い付けないよ、無理だよ」
土方「まぁな」
風間「土方も運がないな」




「!!」


そう思われてたのか……
やっぱり女だものね……
アハハ、これでも信じて人一倍努力してきたのに……



私は踵を返してその場を去ったーーー
独りでふらふら歩いていたら



?「そこの女」


「わたし?」


?「お前の力を必要としている。

どうだ、俺に力を貸さないか?」


「私を?」


?「あぁ。

あいつらを見返してやろうじゃないか」


必要とされてる。
見返せる。
私は迷わず、その男の手を取った。










幸村「ねぇ、理季華は!?」


手塚「来ていないのか?」


真田「先に行くといっていたはずだが……」


土方“どこにいるんだよ!”






?「ははははは!!」


風間「何者!?」
跡部「貴様、名を名乗れ!」


?「俺は   だ」


越前「え?」


?「理季華は俺のもとにいるよ」


手塚「なんだと!?」
山南「彼女を返してください」



?「彼女が帰りたければな」


土方「なに!?」


?「でておいで」


「……」


幸村「理季華!!」


風間「あの刀は」


斎藤「伊勢千子村正……西郷隆盛の愛刀だと言われている」


「……」


伊勢千子村正にとりつかれた理季華。



土方「なんでなんだ!!」


「私は必要ない。

あなたたちからみて私はお荷物。

男女の力の差は埋められない、努力してもね」


沖田「な!?」


山南「もしかしてあの会話…聞かれていたのですか」


手塚「会話?」


藤堂「……土方さんだけ女だから……その……」


幸村「何てことしてくれたんだよ!!」

跡部「あいつは俺様たちよりも繊細なんだ。

人一倍努力して優しい奴なんだよ!」

白石「いくら何でも言っていいことと悪いことがある」


彼らは怒り、新選組とも対立してしまった。

魂をきられた彼らは何も出来ない、することが出来ない。



土方“理季華…すまない……”



幸村「理季華!!俺たちと帰ろう」


手塚「俺たちはお前のことを認めている」


跡部「理季華、お前はそんなことでめげる奴じゃないだろ!!」


真田「誰よりも努力をしている!!」



説得する幸村たち……
新選組の刀たちは新たな主を探すためにまた、バラバラになったーーー



沖田「やっぱり、僕は精市とじゃないとあわない!」
斎藤「俺もだ」


新選組の刀たちはまた集まる。
元の主のもとに……



山南「皆様、この度は申し訳ありません」

斎藤「もう一度、共に戦ってくれないか」

原田「そして理季華を取り戻したい」


幸村「…貴方たちに出来るのですか」


白石「理季華を傷つけたんや。あいつの傷は深いで」


沖田「それでも!僕たちは救いたい」


風間「フン、あの娘がいなければ土方は使い物にならん」



土方「頼む!どうか……もう一度」




頭を下げる土方たち。

元の主たちは……



幸村「次は、ないからね」
沖田「有り難う、精市」


再び刀をとった。
そして理季華を救うために彼らは立ち上がったーーー








土方“待ってろよ、必ず助けてやるから”







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