記憶

□第3章
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《亜空間前》
マルス「…」
マルスは今亜空間の前にいる。
ロイ「マルスー。」
マルス「!」
名前を呼ばれ後ろを振り返る。
少し離れた所にロイがいる。
マルス「どうしました?ロイ君。」
ロイ「『どうしました?』じゃねぇよ。速すぎだって。」
マルス「え。でも、僕は普通に。」
ロイ「ん。」
後ろを指さすロイ。
マルス「?」
指さされた場所を見るとそこには肩で息をしているヒカリがいた。
マルス「あ!すみません。つい。」
ロイ「『つい。』じゃねぇ。俺らとヒカリじゃ全然違うんだからな。」
そう言ってヒカリの元に向かうロイ。
ロイ「大丈夫か。」
ヒカリ「だ……大……丈…夫…」
あきらかに大丈夫ではないヒカリ。
ヒカリ「(そろそろメタナイトがくるかな。)」
マルス「あはは…。」
苦笑いするマルス。
そんな時。
マルス「!」
マルスは気配を感じた。
目つきが鋭くなる。
そいつはマルスに攻撃してきた。
(ガン、ガンガンガン)
すぐに剣で相手の攻撃を受け止め弾き返す。
攻撃してきた相手は地面に着地する。
攻撃してきた相手はメタナイトだ。
メタナイトはマルスを敵だと思っているようだ。
マルスに向かって行く。
マルスもメタナイトを敵だと思い向かって行く。
(ガン、ガガガン、ガガンガン)
ロイとヒカリはその状況に気がついた。
ロイ「マルス!」
ヒカリ「(きたか!)」
マルスとメタナイトがやりあっていると後ろからプリムが襲ってきた。
2人は気づいていたらしく目線を後ろにやる。
(ズバ)
襲ってきたプリムをすべて倒した。
マルス「は!」
メタナイト「む!」
それぞれ後ろを見ると2人はいつの間にか囲まれていた。
2人は背中合わせになる。
マルス「!」
マルスは今ようやく忘れていたことを思い出した。
マルス「ロイ君!ヒカリさん!」
周りを見渡すとヒカリがいた所でマルスとメタナイトと同じく敵に囲まれて背中合わせで立っているロイとヒカリがいた。
ロイ「まずいな…囲まれた。」
ヒカリ「(どうしよう。)」
プリムが2人に襲いかかってきた。
マルス「ロイ君!ヒカリさん!」
マルスとメタナイトが行こうとするがプリムが邪魔していけない。
ロイ「ヒカリ!」
ヒカリを庇おうとしたがこっちにもプリムが襲ってきたのでヒカリを助けることができない。
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