心の隙間

□第1章
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?「もうすぐ譲華(じょうはな)か。」

俺は夜宵家の長女・沙和李
今仕事帰りで電車に乗って自分の家に向かうところ。
仕事つらかったー。
駅に着くと私は1番先に降りた。
なぜ1番最初に降りるかというとただ早く帰りたいからだ。
自転車に乗っていつもどうりに家に向かう。
この時、願っていたことが叶うなんて思ってもみなかった。

自転車を車庫に入れて中に入る。

沙和李「ただいまー。」

いつもどうりに挨拶をする。

「「「「おかえりー。」」」」

…あれ?
おかしいな。
なんかいつもより返事が多い気が。
家には妹3人がいるがこの時間返事するのは三女の由佳李と四女の佳和李だけ。
場合によっては佳和李だけということもある。
たとえ残りの妹の志和李も返事をしたとしても聞こえてきた声は4人以上だ。
しかも、どっかで聞き覚えがあるような。
よく見ると玄関には見慣れない靴がたくさんある。
どれもこれもスニーカーやサンダルなどの普通の靴じゃねぇ。
ここじゃ見ない靴ばかりだ。
戸を閉め、居間を見ると。

沙和李「(…嘘だろ…)」

スマブラキャラのアイクと戦国BASARAのキャラの伊達政宗、新鬼武者のキャラの柳生十兵衛茜の姿が見えるが…気のせいじゃないよね。
靴を脱ぎ居間へ向かう。
中に入るとそこにはスマブラキャラのロイ。
戦国BASARAのキャラの豊臣秀吉、竹中半兵衛、長曾我部元親、毛利元就、前田慶次。
新鬼武者のキャラのお初、ロベルト・フロイス、南光坊天海がいた。
…よくこんなにたくさんいるな。
でも、居間に入りきらないから何人か仏間にはみ出てるし。
あとで部屋整理しないとな。
でも、なぜ彼らがここにいるんだ。

?「…」
沙和李「…いきなり人の後ろに現れない。」

そう言って俺は振り向いた。

?「!」

おっ、驚いてる驚いてる。
そりゃあ驚くわな。
気配も無く俺の後ろに現れたのに気づくから。
その者の名は。

沙和李「風魔小太郎。」
小太郎「…」

戦国BASARAのキャラで伝説の忍と言われる風魔小太郎が目の前にいるよ。
しかも、兜かぶってない。
レアだよレア。

沙和李「やっぱり。しゃべらないのね。」
居間の中をよく見ると皆この時代に合った服を着ている。
しかも、秀吉とロベルト以外服に見覚えがあった。
この家にある服だ。
よくサイズ合ったな。
志和李は部屋の奥で平然と携帯をいじくっていた。
少しは驚けっつうの。
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