戦国のトビラ

□第ニ戦:迷子の姫と左腕に近し者と凶王
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とある城の近くに二人の青年の姿があった
片方は銀髪の細い青年、もう片方は赤と茶色の髪の青年
銀髪の青年の名は石田三成、豊臣秀吉の左腕そして凶王と呼ばれている剣豪
赤と茶色の髪の青年の名は島左近、石田三成の家臣である

左「いやー、今日の戦も余裕でしたね」

三「フンッ当然の報いだ
秀吉様に逆らう奴らが悪いのだ」

左「まぁ、そうっすね〜」

左近はそう言いながらふっと空を見上げた

左「……ん?」

空の上から何か光る玉の様なものが降りてきている

左「三成様、あれなんですけね??」

左近は光る玉に指を差しながら三成に問いかけた
三成はそれを見ながら眉間にシワをよせた

三「………しらん」

左「ですよねー(苦笑)……あっこの先に降りるみたいですよ?」

光る玉は三成と左近の少し先の林の中に降りるようで
左近は走りそれを確認しにいった
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