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□交換ノート
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…が。
何でか、違和感を感じ、廊下に行きかけた足を止める。
そういや私って…交換ノート机の中に入れといたはず…だよ…ね?
でも、私が取りに来た時…机の上に置いてあった。
ミ「…ってことは…誰かに私が交換ノート、持ってきてること…バレた?!」
まさか。
…けど、それしか考えられない…
どうしよう。もしかしたら、チクられたかも…
一瞬で私の健康そうな顔が真っ青になるのを感じた。
そうなると、ここにいてはマズいかも知れない。
もし、その見つけた生徒が先生を呼び出して証拠(交換ノート)を見せたりしたら…
退学…。
ミ「急いでここから出なきゃ!」
流れ星のような速さで、カバンを肩にかけ、でようとする。
…しかし、あと一歩で廊下にでれる、と思った時、目の前に人が現れた。
…もしや、先生!?と思ったが、その人は私の顔見知りだった。
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