テニスの王子様
□たまには……ね
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「ピヨ」
『……いきなり何? 詐欺師』
「…プピーナ」
『いい加減まともに話せ』
どうも皆さん、恋歌です。何かまた詐欺師が訳の分からん仁王語を喋ってきました。
「酷いの…」
無視。
「……今度の土曜の、柳生の誕生日なんじゃが」
あ、何? またプレゼントが決まらないとかそういうの? 残念、私はもう用意してあるもの。
しかし、ここで思いもよらない言葉を、仁王はさらりと言った。
「レギュラー陣全員見事に用事があるから、柳生と恋歌 2人きりになるぜよ」