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□初詣の願い
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年末年始の忙しさが終わってやっと智和と一緒に取れたオフ。
今日は1月ということもあって大神宮に初詣に行き、お昼を食べて買い物して、夕飯を食べる予定。
私はなるべくあったかい格好でペッタンコのブーツを履いて迎えにきた智和と一緒に出かけた。
「君今日は防寒完璧だなぁ」
『そう?』
智和の言葉に私は軽くながした。
夜は珍しく智和が個室のあるレストランを予約していた。
ご飯を食べ終えると二人で夜景を眺めていた。
「なぁ手出して。」
不思議に思いながらもそっと差し出すと。私の手に小さな箱を渡し・・・
「そろそろ杉田君になってくれないか?」
そう言って彼は箱から取り出したリングを左手の薬指にはめた。
『っ・・・・//////』
「返事は?」
そんなの決まってる「YES」の一言。
私は嬉しくて話すことができず真っ赤な顔で頷いた。
〜END〜
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