切恋。
□ずっと一緒に
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「銀ちゃん!私、このノート欲しいアル!」
ピンクの地に小さくて可愛い動物たちが
描いてある少し小さ目なノートを抱えねだってみる。
なかなか良いと言ってくれないのをなんとか
(力ずくで)説得した。
「つってもよォ、そのノート何に使うんだ?」
「日記アル!」
満面の笑みで答えてあげる。
どーせ長続きしねえだろ、とか言う銀ちゃんに
蹴りをいれて、万事屋にスキップで帰る。
万事屋に帰れば、新八が料理の支度をしていて。
銀ちゃんはジャンプを読んで
私は定春とお散歩に行く。
この頃が、一番幸せだったんだなあと
心の底から思える。
そのノートに書いた、初めての日記。
2013ねん 9月 15日
今日ぎんちゃんにノート買ってもらった。
しん八のつくったごはんはカレーだった
すごくおいしくて、3はい食べた
定春とおさんぽでかぶき町を5分で回った
たのしかった