切恋。

□ずっと一緒に
1ページ/5ページ


「銀ちゃん!私、このノート欲しいアル!」

ピンクの地に小さくて可愛い動物たちが
描いてある少し小さ目なノートを抱えねだってみる。
なかなか良いと言ってくれないのをなんとか
(力ずくで)説得した。

「つってもよォ、そのノート何に使うんだ?」

「日記アル!」

満面の笑みで答えてあげる。
どーせ長続きしねえだろ、とか言う銀ちゃんに
蹴りをいれて、万事屋にスキップで帰る。

万事屋に帰れば、新八が料理の支度をしていて。
銀ちゃんはジャンプを読んで
私は定春とお散歩に行く。

この頃が、一番幸せだったんだなあと
心の底から思える。

そのノートに書いた、初めての日記。


2013ねん 9月 15日

今日ぎんちゃんにノート買ってもらった。
しん八のつくったごはんはカレーだった
すごくおいしくて、3はい食べた
定春とおさんぽでかぶき町を5分で回った
たのしかった
次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ