Love Is Moment
□一目惚れ
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ピピピピ…
うるさいな…。
まだ寝かせてよ。
ピピピピピピピ…
これ何の音?
ゆっくり寝れないじゃん。
ピピピピピピピピ……!!
まさか…!
私は急いで布団を剥がし、反射的に時計を叩いた。
時刻を見ると出社時間をとっくに過ぎている。
やばい…!!
私はベッドから飛び起き、急いで支度を始める。
「あー!!着替えてる暇ない!!」
男装用の服と帽子をわしづかみにし、無理やりバックに詰め込む。
「いってきます…!!」
そして直ぐ様家を出て、駅のほうへと猛ダッシュした。
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