好きだから
□シリウスの朝
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「おはようございますナギさん!」
と言うと、少し驚いた顔をした。
「あぁ。意外と起きるの早いな。昨日、大泣きしたから疲れて寝てると思ったが…」
それを聞いて、りさは耳まで赤くなった。なぜあの時泣いたのか分からない。それが正直なところだった。
ただ、悲しくて…気づけば抑えていた涙が出ていた。
やっぱり、ホームシックなのかな?
そう思った。
「昨日はすいません。もう大丈夫ですから!」
と、とびきりの笑顔で答えた。
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