夢の世界へ

□恋心〜紅夢〜第2章
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「いつも看護師さんニコニコ愛想いいな〜ゆきちゃんの笑顔は良い!!」



======恋心第2章======


ゆきは、会社をやめて看護師の資格を持っていたので病院に勤めていた。

「お疲れ様です」

夜勤明けの眠気まなこで、トボトボ歩いて帰っていた。

ゆきは、必ずさゆみのマンションの前は避けるようにして遠回りでいつも帰っていた。

しかし今日は、異様な眠さでついつい前を通ってしまった。

「あっあれは、きっと娘役さんだな…背がやっぱ高いな…」

さゆみのマンションの前に、綺麗な人が立っていた。
その横を、ゆきはゆっくり歩いていった。

通りすぎて何歩だろう、聞き覚えのある声が、眠気を覚ました。

「まみ、待ってよ〜」

思わず振り返ってしまった。

ぶつかり合う視線……………

時が止まる……………

あれから2ヶ月………………


物語が始まる。
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