リクエスト夢
□私だけに―明日海夢―
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「みりおさんってほんとかっこいいよね〜。」
私達下級生らから絶大な人気を獲ている。
月組から組替えで来た明日海りおさん
「立ち振舞いからして紳士〜」
同期は、いつも稽古場でみりおさんの話題で持ちっきりです。
「ゆきさぁ前に、みりおさんに話しかけられてなかった!?」
「うん。なんか、確か私が持ってるポーチが気になったらしくてどこで買ったのか聞かれたよ。」
「いいないいな〜」
なぜか、みりおさんは私によく声をかけてくれる。
そうこうしているうちに、みりおさんが私をめがけて歩いてきた。
「ゆきちゃん。この前のポーチ買えたからお礼にお食事行かない?」
思いがけないお誘いだった。
同期から、痛い視線をうけながらみりおさんとお食事に行った。