水焔華
□零
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『張飛〜!張飛ぃ〜!』
「んー?どーした兎喬?」
『えへへー、趙雲が私を婚約者にしてくれた〜!!』
「だから言ったろー?兄ぃなら何とかしてくれるって!」
『へへ、張飛ありがとね、劉備様に言ってくれて』
「お安い御用よ!こっからバンバン口説けよ!?」
『当たり前だよ!趙雲の奥さんになるんだもん!!』
「兎喬は本当に趙雲が大好きだな!」
『うん!あ、皆もちゃんと好きだからね??』
「そんぐらいわかってるってー!俺らも兎喬が好きだからな!!」
『「ぺーい」』
「張飛殿」
『関平?』
「父に張飛を呼んでこいと言われましたので」
「あ、やっべぇ……俺関羽の兄ぃに呼ばれてるんだった!」
『え、忘れてちゃ駄目じゃん!!』
「わり、ちょっといってくるな!!」
『全く……』
「私は趙雲殿より張飛殿とお付き合いすると思ってました」
『張飛?張飛は大事な友達だよー』
「…そうですか」
『あ、関平!ちょっと稽古付き合ってよ!私も強くなりたい!』