BROTHERS CONFLICT@
□第三衝突
2ページ/8ページ
「って事があったんだよね。」
風「………」
「どうしたらいいかな?」
此処は私と風斗の事務所。
この前あった事を風斗に話した。
風「そんなの無理ですってハッキリ言えばいいじゃん。それでも付きまとうようだったら事務所に言ってさ。」
「でもさ、ちょっとタイプなんだよね…彼…」
風「はあ!?付き合おうとか思ってんの!?」
「いや、別に決めた訳じゃ…」
風「ダメダメ、絶対駄目!」
「なんで?私だってそーゆー年頃だし…」
風「ああいうタイプはむっつりなんだよ!」
凄い剣幕で否定された。
「あ、じゃあさ、あの人は?この前ドラマで会った…」
風「え?」
「あの人にも告白されてんだよね。」
風「はあ!?」
「あの人なら良くない?めっちゃ性格良いよ?」
風「駄目!」
「なんで」
風「駄目なもんは駄目なんだよ!」
「まあ、ファンもいるし…」
風「そ、それだよ!ファンの皆に失礼だろ!」
「あんたがそれを言うか…」
この前絵麻ちゃんとベッドの上でいい感じになってたくせに…
風「ちゃんと断ってよね!」
「へいへい」
凄い剣幕だったし、ここは言うことを聞こう。