甘い短い物語

□【D灰】生まれてくれてありがとう
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教団には、エクソシストの誕生日を祝う風習がある。

任務で誰かが欠けている時にするのではなく、全員が揃って教団の食堂でするものだ。

そんな今日は、名無しさんの誕生日。

皆張り切って街へ買い物に行ったり、いく暇が無いものは、何日か前に行ったりして居た。

名無しさんは、愛されてるなと思った僕もつい3日前にプレゼントを買いに行った。
リナリー、アレンくん、ラビも一緒に街へ行っていたけど、何を買ったのかな…



「室長〜ハンコお願いします」




朝一で渡すか、パーティの時渡すか迷っていた僕のところにやって来るリーバー班長


パーティの時で決まりかな…


僕は持ってこられた書類にハンコを押し始めた。
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