紬糸【青の祓魔師】

□【第3話】真
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さぁ…扉を開け。
その扉のその先は己の試練だ。
奥村燐…

たとえ茨の道だとしても……
たとえその足や手に棘が刺さり血を流したとしても突き進むのだ。



「?何してんだ?入らねぇのか?」


「っつ!……今行く。」


扉の前で立ち止まった私を案じて前を歩いていた燐が声をかける。
我に返った私は燐に笑顔を向けて歩みだすのだった。
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