世界の終わりと癒しの歌2

□【本編】未来へ
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扉を抜けて、暗い道をただひたすらに歩み続ける。

何も言わずにただ歩き続ける2人の間に確かに愛はあるはずなのに…凍りついてしまったような寒さを私は感じてた。


光が見えて、2人で抜けると、そこには誰も居ない大広間。

ロードもお父様も、ルルも誰も居ない空間が広がってた。


「部屋…行くか?」

残酷に流れる時間よ今すぐ止まって…

時間の中で崩れゆく関係よ……


部屋につくまでの時間が数秒に感じられて、ティキが開けていてくれる扉をただ見つめて私は扉の前に足を進めた。



幸せな時間を幸せと感じることのできなかった私に与えられた罰なのかと…

泣きそうな頭で考えてた。
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