銀恋
□交通ルールは守りましょ!
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私の前には汚い汚いお月様。
まだ太陽が真上にあるっていうのに私を不快な気持ちにさせるの。
「いや、名無しさんさん?
お月様じゃないからね?
ちょっとハゲてるかもしれないけどお月様じゃないからね?」
「ちょっと?
髪があった痕跡なんて無いじゃないですか…ふざけないで」
「いや!いやいやいやいや!
ふざけてるの貴女だからね!!!
おじさん泣いちゃうよ!!!」
そういいながらお月様は私の前で涙という雨を流しました。
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