Time Magic
□3 時代を超えて
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Sirius side
「お前、名前は?」
『レベッカシャンドラー。あんたは?』
「シリウスブラックだ」
『あのブラック家なの…?』
「あぁ」
『末裔がまだいたんだ』
「末裔…?」
『ブラック家は跡継ぎの兄弟が若くして死んだから、家が途絶えたって聞いてた』
跡継ぎが死んだ…
そうか、俺はブラック家の恥だからな。あの母親はブラック家の権威を守るために俺を死んだものとしていたのか。
でもレギュラスは…?
あいつは母親の言うとおりに動くはずだ。