白球を追いかけて
□第8話「予選と疑念」
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7月下旬
いよいよ甲子園予選がスタートする。
現在開会式が行われてる最中だが・・・
『開会式とかってなんでこう長いんでしょうか・・・』
貴「あんた、こういうの嫌いなタイプ?」
『堅苦しくて、無駄に長い挨拶とかは嫌いですね。
いっこくも早く終わって欲しいと思います。』
唯「すごく意外なんだけど。」
梅「真面目そうなのに」
『私ってどんなイメージなの;;』
貴「気持ちはわからなくもないけどね。
あっ、そろそろ終わるみたいよ。」
唯「移動しますか?」
貴「そうね。今日は試合ないから学校に戻るだけだし、外で待ってましょ。」
こうして、開会式は何事もなく終了するのであった。