うたひめ
□背中を押す愛しき人
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黄昏の島・エデン
日も沈んだ頃
敵襲を受け所々崩壊されている宮殿には灯りがつき
盛大な宴が行われていた
オ「そうか、シャンクスさんの帽子なのか」
ル「知ってんのか?」
宴会場に使われている大きな広場には
一万を越える人に
中央には黄昏の幹部と麦藁海賊団がいた
オ「よく覚えてるさ、シーフをとろうとしやがって…」
ル「何??!!!」
酒を片手にガタッと立ち上がると
大きく息を吸い込む
オ「お前らは覚えとけよっ!!
シャンクスさん、マルコさんローなんかにシーフとられないよう気をつけろ!!!!!!」
ル「おう!!!!」
「当たり前っすよー!!」
「プリンセス泣かしたらただじゃすまさねぇからな麦藁ぁぁ!!」
ナ「……今、どこかのコックみたいな人いなかった?」
オーディンの響き渡る声に反応したのは
ルフィと黄昏の仲間ほとんど
当の本人はあまりの恥ずかしさに
下を向きぐいっとオーディンを席に座らせる
ロ「ふふっ、愛されてるのね」
『//////』
オ「ゾロ」
ゾ「?」
向かいに座るゾロに今までとは違う真面目なトーンで言うオーディン
オ「特にお前に言ってるんだからな」
ゾ「あぁ」
ル「大丈夫だ
レナは俺が守る!!!!」
オ「‥頼んだぜ」
ルフィの真剣な眼差しを間近で見たオーディン
その一瞬でルフィの気持ちを知ったのと同時に
レナを皆愛してくれている事に安心したオーディンだった