うたひめ

□守りたい仲間に出会いました
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<ドーーーン!!>



ウ「砲撃されたーー!!」




激しい爆発音を聞き
みんなが甲板に集まる


大砲は運良く船の横に落ちたが
波で船が大きく揺れる中
もうスピードで近づいてくる船が正面から見えた



ル「ナミとレナは船の中にいろ!!」


ナ「当たり前よ!!
さっさとやっつけちゃってよね!!」



そういい終えると
レナの手を引き船の中へ隠れるナミ



『……』


ナ「大丈夫よ、あいつら強いんだからあっと言う間に倒しちゃうわよ」




レナの沈黙を不安ととったのか
ナミは明るい口調で励ます




ナ「ちゃんと守ってくれるから」





―守ってくれる?



私を?





<ガンッ!!>




「『??!!!』」




「おっとぉ、獲物見っけぇ」





激しい物音をたてて入ってくる敵3人




サ「ナミさんとレナちゃんに手を出すなぁ!!」




複数の敵を相手にしながら叫ぶサンジの姿が遠くに見える


しかし敵が多すぎて駆けつけることができない



ナ「全くもぅっ
早いとこやっつけちゃってよね!!」




そう怒りながなもレナの前にたちクリマ・タクトを構えるナミ




『ナミ…』


ナ「大丈夫」




震える身体でいうナミの言葉がレナの胸に突き刺さる




―ナミも…

守ってくれるの?




そんなの……





耐えられない!!!!














『下がりなさい』



ナ「?!!」



ナミの肩を引き前に出るレナ

いつも聞かない彼女の低いトーンにナミは一瞬息を詰まらせた



「女相手だからって容赦し…??!!!」



斬りかかってきた敵の腹に素早く拳を入れるレナ

ずるずると落ちていく姿に
その場にいる敵はもちろんナミさえも氷ついた



『1度しか言わない…




















下がりなさい!!!!!』
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