うたひめ
□その姿はまるで女神のようで
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『この船はどこに行くの?』
食事も終わりにかかった頃
レナは皆に向かって聞いた
ナ「さぁ」
ロ「ワンピースじゃないの?」
ナ「あ、それ言えてる」
チ「レナはなんで旅してんだ?」
『私は‥』
そう考えていたときだった
ル「暇だー!!
一発芸しろウソップ!!」
ウ「何でだよ」
あまりの暇さに耐えれなくなったのか
ルフィが声を張り上げる
ナミはそんなルフィに呆れちらっと窓の外を見つめると
速歩きで外へ出て行った
クルーの皆はナミの動きに疑問を抱き
ぞろぞろと外へ出る
ナ「雲行きが怪しくなってきた…」
ナミの言うとおり雲が発達して
色が黒くなっていくのが見えた
ル「雨かよー」
雨という言葉を聞いただけで
どこか気分が落ち込むクルーたち
そんな姿を見て
レナはある提案をする
『‥ねぇ、誰があの雲を追い払えるか勝負しない?』