うたひめ
□見せてはいけない弱さ
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レナが歌ったのは恋の歌
頭のなかには二人の男性が映っていた
その事実が切なくて
歌っている間泣きそうな表情を浮かべているのを
サンジは見逃さなかった
サ「…もう平気?」
『うん…有難う』
レナが泣き止みだいぶ落ち着きを取り戻した時だった
ゾ「‥何してんだよ」
『??!!!ゾロ…』
扉が開き、そこにいたのはゾロだった
目が真っ赤になったレナを見ると
サンジを睨み付けた
ゾ「おいエロコック‥
レナになにした!!!!」
サンジに殴りかかろうとするゾロ
レナはすかさずサンジの前にたち両手を広げ庇う
『サンジさんは悪くない
私がサンジさんを頼ったの』
ゾ「…なんでだよ」
サ「お前が…」
『サンジさん!!』
サ「‥」
『ゾロ
なんでもないから…』
ゾ「…」