うたひめ

□タイムリミットまであと少し
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ゾ「なっ、レナ!!」


ル「あんなとこで何やってんだ!!」


サ「逃げろ、レナちゃん!」


カ「…」




5人の男に囲まれて出てきたレナは
そのまま敵船に乗り
船長の所へ連れてこられた




誰もが戦いを中断し
じっと二人を見つめる




「あ?女が何のようだ」


『サイク海賊団

怪我したくなかったら今すぐ消えなさい』



「あ?口の聞き方には気をつけな」


『あなたこそを気を付けなさい
状況がわかってないようね』


「ふん、何言ってやがる」



二人の会話は
メリー号にいるクルーたちには聞こえていない



二人とも一歩も引かない






『‥It's Party』






レナがそういうと
折り畳んで袖に隠しておいた海浬を取りだし
一瞬にして周りにいた敵を一掃する




「こいつ!!!」




怒った敵の船長は腰にさしていた刀を抜きレナに向かって切り上げる


その剣先はレナの服の鎖骨辺りをかすり、肌が露になった



ゾ「あの野郎!!」




レナに刀を向けたことに苛立ちを感じたゾロは刀を握り直すが
見つめる二人の様子が可笑しいのを感じた






「薔薇…まさか…?!!!」





『私達の神罰も受けながら、またも悪さをしたのは知っている
普通ならば神罰を下すところだが、場所が悪い

今は見逃すから大人しく帰りなさい!!』



はっきりと聞こえる二人の会話


しかし会話の意味は誰にも理解出来なかった
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