うたひめ

□海の女神と眠りし君
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ゾロはレナのあとをおい
女部屋をこっそりと開ける




ゾ「レナ?」


ゾロの気配と声に気づく事なく
レナは机に座って古い本を読んでいた


レナの口からぼそっと声が漏れる





『メを閉じて‥見たくないものなど………

……覚えなきゃ』



ゾ「…」


チ「敵船だ!!!!!」





チョッパーの声にみんな反応し
甲板へと出て向かってくる船を見つめる



一番遅れて出てきたレナを見つけたルフィ
下がってろと指示するがレナは断る



『…大丈夫』


「?」



緊迫した空気の中
男が二人メリー号に乗った



「…」


ナ「何よあんた達‥?」



男たちは腰にさしている剣に触れる気配もなくただ立ち
すっと膝まづいた






『ここで船を降りる』



視線が一斉にレナに集まる



ゾ「あ?!!」


ナ「レナ??!!!」


『ロビン、この本貰ってくね


皆…今まで有難う』



膝まづいている二人の男の前まで歩くと
男たちはすっと立ち上がる




ゾ「行くな!!!」


ゾロの言葉に一瞬びくつくと
レナはゾロを見つめ
それから皆を見る





『…貴方は…貴方達は

私といちゃいけないの』




「?」



『さようなら』



「レナーー!!!!!!」




言うと同時に
3人は船に乗り込み全速力で
メリー号にから離れていった
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