うたひめ
□越えようとする男
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ロキはメリー号に乗り麦藁海賊団を守るように前に立つ
シーフは
ドフラミンゴの能力を海浬で避けながら
至近距離にもって行くが流石七武海
軽やかに動きシーフの攻撃を交わしていく
ド「へっ、なんだこんなもんか
能力がきかねぇって聞いてたわりには
たいした事ねぇな」
『………ふふ、
あんたたち悪魔の実の能力が効かないわけ…
身をもって試してみる?』
ド「?」
霞「…♪終幕を知らない母なる海よ」
それは黒ひげの時に歌った歌だった
ナ「ちょっと…こんなところでまた出すつもり??!!!」
『静かなる波音は 癒しの海
風化する僕の声 再び命を吹き込んで』
歌い終えると
またもや二匹の龍が現れた
ド「なっ、なんだ??!!!!」
『…♪暗雲を貫く雷
あの日出会った少年と少女は』
さらに歌い続けるシーフ
その歌声とともに二匹の龍は
天へと昇っていく
ロキ「あれ以上歌ったら…!!!」
空は次第に暗くなり雷がなり始める
サ「一体何が起こるんだ??!!!!」
『♪今二つの紋章重ね合わせて
輝ける明日を紡ぐ』
天に大きな雷がなり響き
激しい雨が振りだした
七「??!!!雨……っ、これは…‥!!!!!」
チ「う…‥力が出ないぞ…??」
ロキ「水よりも海水の方がダメージ強いだろ?
海水の雨を降らせる
これが能力を消すシーフの…
黄昏の戦い方さ」
その語りは勝利を獲得した言い方だったが
ロキの眉間はシワを寄せたままだった
ド「お前も能力者か??!!!」
『…だったら雨降らせるわけないでしょ
ちゃんと身体鍛えてるのかしら?』
ド「…へっ」
『黄昏の女神シーフがあんたを正す!!!』
ド「正すだぁ…?
ふざけるな!!!」