うたひめ
□新たな旅立ち
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オ「♪揺れるんだ
桜も心も四月の風に」
気持ちのいい音楽
視線を戻せばオーディンがレナの目を見て、歌をうたう姿があった
オ「♪見渡す世間はそんな君に恋している
君に会い君を知るたび目が覚めてくように
ときめく僕の胸も桜模様
仮令今は互いの景色が違いすぎても
未来見えなくても」
ル「おっ、オーディンも歌うのか?!!」
ロ「何でも昔、黄昏皆でライブをしたこともあったそうよ」
チ「凄いな!!」
『…………』
オ「♪ずっと想いは変わりはしない
可憐に咲き誇るきみ
いつまでも想いずっと
もしこの先季節はすぎ
花がちりすべてなくしても泣かなくていいから
………仲間が、いるから」
溢れ出た涙は止まらない
顔をグシャグシャにしながら、
レナは必死に手を降り
仲間がいるエデンを見えなくなるまで眺め続けた