駄文
□カラフル
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気付いたら、俺は進藤ヒカルになってた。
目覚めた時には病院のベッドの上で、俺に気付いたおばさんと、おじさんと医師がビックリしてこっちに駆け寄ってきた。
おばさんとおじさんは泣きながら俺のことを心配した。
後から知ったことだけど、ご臨終宣告中に生き返ったらしく、皆かなり驚いたらしい。
医者まだ様子を見ないといけないといい、一週間入院するはめになった。
入院の一週間はとても退屈で、血液をとったりだとか、CT撮影をしたりだとか、たまに、俺の幼馴染だという、あかりという子が見舞いに来たりだとかだった。
あかり以外に誰も見舞いに来ないのを不思議に思い、俺の母親だという人に尋ねたら、まだ俺の意識が覚めていなかったときに男が一人やってきたと聞いた。
だけど、やっぱり見舞いに2人しか来ないというのはおかしいと思った。