食戟のソーマ夢小説
□1 果て無き荒野
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GAYAGAYA・・・
ガヤガヤ・・・
「_________城一郎」
アメリカ・ニューヨークシティ・マンハッタン・ロイヤルホテルVIP専用レセプションホール内
室内は客人により騒がしく、室内にあるもの大半が光を反射し光沢を放っている
・・・・料理でさえも
「its very very delicious!!(これはとても美味しいよ!)」
「먹은 적이 없는 먹는 느낌이다・・・・・!(これは、食べたことのない食感だ・・・・!)」
「O prato delas ・ muito maravilhoso!(彼らの料理は実に素晴らしい!)」
そんな会話が飛び交う中ある人物に声をかける少女がいた
城一郎「んぁ・・・?・・・・あぁ、空か。」
「そうだよ・・・それより誰と話してたの?久々に城一郎が来たって皆大喜びしてるんだよ?」
バルコニーは少し風があたり、涼しい
中の雰囲気とは全くもって逆である。
城一郎「あぁ・・・・創真とちょっとな・・・」
「創真か・・・・あいつ一人日本に置いてきて良かったの?貴方の素行を見てる限り暫く日本に戻る気がしないんだけど・・・・」
創真とは幼少の頃何度も遊んでいる。
俗に言う【幼馴染】という定義がしっくりくるのかもしれない。
城一郎「あー・・・そこんとこは大丈夫(`・ω・´)bあいつを俺が遠月に入れたからな」
「創真を・・・遠月に・・・(。´・д・)エッ!!大丈夫なの城一郎?あの遠月にでしょ?」
城一郎「大丈夫だろ(多分)・・・それにお前にも馴染みがあるだろ・・・・」
「・・・・・まぁ。でも、私はあの学校に行くくらいなら城一郎みたいに流浪する。いや今もそうか・・・」
遠月ーーーーー
世界的にも料理の評価が高い学校。
それは大いに誇れよう。
だけど、あの学園で【失敗】は許されない。
だから嫌なの。
失敗の上に成り立つのが美味な料理。
料理は失敗してナンボのモノ
正解を一つしか知らない者はいつか進化が止まる時が来る。
そして、何より自由でなければーーーー
そうでなければ料理人の進化はそこで止まってしまう。
そして、もうひとつ。
何よりあの学園にいる金持ち達が庶民を見下して高級な食材しか使わないのも気に食わない。
城一郎「おいおい、空。顔が引きつってるぞ。(苦笑」
「・・・・・・当たり前でしょ」
城一郎「・・・お前の言いたい事は分かるさ。けど、まだお前は若い。俺みたいなおっさんが世界を流浪して渡るのは構わねえが、お前はまだ10代だ。高校に行ってからでも遅くないとは俺は思うぜ?俺も通った道だ。今からでも戻ったらどうだ?お前なら創真と一緒の学年に飛び級もできるだろうしな」
「だって城一郎と離れたくないもん城一郎と銀は私の憧れであり好きな人なんだもん((ボソッ・・・・・・」
城一郎「ん?なんか言ったか?」
「えっ!?いや・・・何でもない・・・言えるわけないでしょあんな事((ボソ(〃ノωノ)」
城一郎「そうか?それならい良いんだけどよ・・・それに、俺のバカな息子もお前が学園にいるって聞いたら喜ぶしなー(ニヤニヤ」
城一郎はボソボソと息子である創真を思いながらニヤついて言をはっした。
無論、その声は空には聞こえていない。
城一郎「あいつ、これから遠月の試験なんだよー」
「なら、こうするよ。創真が遠月に受かったら私も遠月に行く勿論高校生としてね。創真の閃きは遠月を変えるかもしれない。」
創真がいるなら遠月もなにか変わるかもしれない・・・・!
なら、行く価値は十分にある。
城一郎「(ニィ お前も素直じゃないなぁーそれは遠巻きに遠月に行くって事でいいんだな(ニヤニヤ」
「なっ(///_///)違っ・・・くもないですけど(///∧///)・・・それに城一郎のお願いなら聞きたいもの(ボソッ」
自分の身のうちで考えていた事をあっさりと城一郎に当てられ思わずか安心っとなる空
城一郎「まぁ、お前が遠月に行ってくれるって決意してくれただけ俺は嬉しいけどな(ガシガシ 」
そういって、私の頭をガシガシと撫でる城一郎
・・・ちょっと痛いけどやっぱり嬉しい(๑•᎑•๑)
城一郎「お前の腕は俺が保証してる。だが、お前も自分の器を測って来い!」
「_______________はい!」
「Hey! Mr.Yukihra and Ms.Aoi! return early and make some delicious dinner!(幸平に蒼井の嬢さん、早く戻って絶品なディナーを作ってくれよ!)」
城一郎「さぁて、この話はとりあえずここで終わりだ。______客人が待っている」
「そうだね。客人には持てる限りとびっきりのもてなしを________」
あるものは城一郎がここに来ていると聞きつけてーーーーーー
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ある者は空がここに来ていると聞きつけてーーーー
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二人の料理を大いに満足しながら客人達は食事をしていくーーーー
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客人達は食事の手を止めることは知らず、
それに比例して二人の料理をする手が止まることはない
マンハッタンの夜は次第に更けていったーーーーーー