食戟のソーマ夢小説
□2 入学準備
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遠月茶寮料理學園始業式一週間前
遠月の総帥である薙切仙左衛門の元に一本の電話がかかってくる。
prprpr・・・・・
「ーーーーーーーー。」
薙切・仙「!!」
ツーツーツーツー・・・・
電話が切れた後薙切仙左衛門は頬を緩ませた。
薙切・仙「嬉しい限りだーーーーーー彼女がここに戻って来てくれるとは・・・しかしなぜ高校生として何だろうか?・・・」
“仙左衛門さん。私、蒼井空です。この度は高校生として入学手続きをして頂きたくお電話させて頂きました。”
“始業式より、本校に正式に通う事に致しますーーーーーー”
仙左衛門にとっては悲願にも等しいほどの才能を持った空が今まで遠月に籍を置いていたものの“休学”で学園内にいなかった。
そんな、遠月を避けていた空が今回、自らの意思で初等部ではなく高等部から通うことを決意した一報を受けたのだ。
嬉しくないはずがない。
思わず笑みが零れる。
薙切・仙「是非とも今度一品作って頂きたいーーーーーー」
そうボソッと呟くと直ちに空の手続きに取り掛かった。